February 24, 2006

G型しょうゆさし 3

幻のG型しょうゆさしの話し

1960年の亀倉雄策さんが作ってくれた受賞記念のパンフレットにしょうゆさしの完成までの努力の話が書いてあります。「何回もコミティーのメンバーの改良の指摘を受け、そのたびに修正し制作したものを提出した森正洋氏もそれに協力を惜しまなかった白山陶器も・・・」と言う文面で苦労を重ねてできた産物のように書いてありますが、本人にとってはそうではなかったようです。

http://unit.aist.go.jp/collab-pro/tnn/mono-db/design-hist/kn5/news05_p034-035.htm
上記ページは、「工芸ニュース 総集編5/軽工業デザイン」の中の「5 クラフトデザインの芽生え-1959」のページで紹介されているところです。G型しょうゆさしが図面・写真で紹介されています。このしょうゆさしの大と小は違うものとして作っていたようです。最終的には現在の「G型しょうゆさし」大・小になるわけですが。実はこの幻のしょうゆさしの現物が森正洋のところにはありません。もしお持ちの方がいらっしゃったらご連絡を下さい。森正洋の収蔵物の中に先日このしょうゆさしのボディーを発見しました。しかし蓋はありません。現在の小の蓋をかぶせていても違和感はないのですが、そうもいきません。(現在はこんな状態で展示しています)


Posted by design-mori at 18:51:46 | from category: Main | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
Comments

こにし やすお:

お世話になります。
ちょっと気になったので、
コメントします。
いまヤフーのオークションで
森さんの白山陶器の調味料セットが
出品されていまして、
しょうゆさしの蓋が
この茶色のものがありました。
ボディーは白で色違いだったので、
こういう組み合わせのものも製品化されていたのか、不明ですが。
画像を見る限り、
注ぎ口の形状から大きい方だと思います。(違っていたらごめんなさい)。
ヤフーのオークションで
「森正洋」で検索すると
見れると思います。
(April 03, 2006 02:18:54)

design-mori:

こにし 様
ご示唆ありがとうございます、拝見しました。掲載されているものは、現行の商品ですが、木のやけ具合から行けば数年か十数年前のものだろうと思われます。
森正洋の展示物に存在しないのは1958年から59年ごろにかけて少量作ったと思われる「G型しょうゆさし大」の旧タイプのものの蓋です。多分お持ちの方はいらっしゃらないと思います。
(April 15, 2006 15:45:27)
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